一、衆知を集め和をもって尊しとなす。
一人の知恵は一人知、二人の知恵は二人知、三人の知恵は三人知となりますが、たいした知恵にはなりません。多数の人の知恵は多数知ですが英知にはなりません。神のような知恵即ち英知にしようと思えば、できるだけたくさんの知恵を集めることです。例えばここにひとつのコップがあるとします。そこで全世界60億人の知恵を集めると、いつどこで、だれのてで作られてどこでいくら売っていてと、あらゆることがすべて分かってしまいます。衆知とはアルバイトの人、パートの人、お客様等いろんな人々の知恵を集めることです。そしてその方々の意見が集約される形で生かされることが大切です。
一、社員の成長を会社発展の基とする。
会社とは、一人一人の社員の集合体です。したがいまして、その社員一人一人が成長することによって、初めて会社が成長するのです。
一、よい習慣は続けることに価値がある。
人間には、人間として成り立つための大切な四つの要素があります。それは徳性と知能と技能それに習慣です。徳性とは明るい、愛する、清らか、恩を感じる、優しさ、等で人間が本来持ち合わせているものです。これを二つに分けますと徳性と習慣が本質的要素で、知能と技能は付属的要素になります。付属的要素とはあるに越したことはないが、なくてもいっこうに差し支えがないということです。それに対して本質的要素とはなくてはならないものです。そこで習慣と言うものが非常に大切になってきます。詩人アミエルは人生は習慣の織物であるとも言っています。そこでよい習慣は続けていってこそ、人間としてなくてはならない要素になってきます。 |